私はTOEICの学習コーチをしていて、現在3歳の娘と0歳の息子がいます。
英語に関する仕事をしていると「お子さんにも教えてるの?」と言われるのですが、我が家では何もやっていません。
以前はゆるゆるとおうち英語に取り組んでいたのですが、それをやめるきっかけとなった出来事について書いてみようと思います。
おうち英語としてやっていたこと
娘が生まれる前は「赤ちゃんのころから英語に触れさせたい」と考えていました。
おうち英語に関する書籍やおうち英語に取り組んでいる方のブログをいろいろと読み、取り組もうと決めたのが
- 英語絵本の読み聞かせ
- 英語でアニメを見せる
の2つです。
実際、生後3か月くらいからはマザーグースの聞き流し、英語絵本の読み聞かせ、1歳半ごろからは英語音声のアニメを見せるなどしていました。
おうち英語をやめた理由
しかし娘が3歳半になった現在は何もしていません。
理由は、英語絵本を読んだとき、英語でアニメを見ているときの娘が楽しそうではなかったからです。
マザーグースのかけ流し
2歳過ぎくらいから、遊んでいるときにBGMを流すと「いや!やめて!」と言われるようになりました。
嫌だと言っているのにかける気にはなれず、かけ流しをしなくなりました。
英語絵本の読み聞かせ
初めのうちは英語絵本でも聞いてくれていたのですが、2歳半ごろ、エリック・カールのBrown Bear, Brown Bear, What Do You See?を読み聞かせようとしたところ「いや、読みたくない」と断固拒否。
「面白いよ、一緒に読もうよ!」と絵本を開いたところ「いやだー!!」と泣かれてしまいました。
日本語の絵本は大好きで、毎日読み聞かせをせがまれるので、拒否されたときは結構ショックでした。
その後も何度か誘ってみましたが、「英語の本はいや」の一点張り。こんなに嫌がっているのに無理にやる必要ある?ということで、読み聞かせも辞めました。
英語でアニメ
NetflixやDisney+で英語音声のアニメを見せていたのですが、いつからかその時の顔が「無」という雰囲気になっていて。
Eテレを見ているときのようにはしゃぐでもなく(いつもTVを見ながらおしゃべりしたり、歌ったり踊ったりしています)静かに見ている姿になんだか違和感を感じました。
決定的だったのは「アナと雪の女王」
3歳ごろ、プリンセスに興味が出てきた娘に「アナと雪の女王」を見せました。
英語で見せた時はやはり「無」の顔をして、それでも最後まで見終わりました。
日本語で見せた時は、はしゃいでおしゃべりをしながらとても楽しそうに見ていました。
傍から見ていて明らかに分かるくらい様子が違っていて。
その時に「娘自身が楽しめないならもうやらなくてもいい」と思いました。
おうち英語をやめたあとはどうなった?
一時期はEテレの「英語であそぼ」すら泣いて嫌がって「消して!」と大騒ぎしていた娘ですが、おうち英語の取り組みをストップして半年以上たった現在…
- 「英語であそぼ」を楽しんで見る
- 英語が聞こえてきたら真似する(めちゃくちゃですが)
- GoomiesのDVDを見せてとせがむ
など、英語に積極的な姿勢を見せるようになりました。
自分では良かれと思ってやったことでしたが、娘は息苦しさを感じていたのかもしれません。反省です。
今後の取り組み
私からの働きかけは特にせず、本人が興味を持ったときに手助けするスタンスで行きたいと思います。
小学生くらいになったら海外旅行に連れて行ってあげたいかな。
▼英語教育どうすればいいの?と考えている親御さんにおすすめしたい本です。
こどもの英語教育に対してもやもやと感じていた迷いや違和感を言語化してもらった気持ちになりました。