私はTOEIC学習コーチをしています。
スコアアップしたい!という方が申し込んでくださるのですが、期間中にフェードアウトしていく方も一定数います。
私の力量が足りていないから、というのも一因として考えられますが、今日はそれ以外の部分について深堀りしてみたいと思います。
勉強が続かない人の特徴
①身銭を切ってない
受講料を親が払っている大学生に多いパターンです。
自分でお金を払うとやはり「やらなきゃもったいない」ってなるんですよね。
勤務先が一律して申し込んでいる会社員の方にも見られます。
②申し込みの理由が「英語はできたほうがいいから」
「英語はできたほうがいい」、そりゃそうなんです。
でもたいていの人は日々生活するだけでいっぱいいっぱい。
そんな中、できないよりできたほうがいいよね~という程度のふわっとした気持ちではまず続けられません。
③目標設定が無茶
英語は
- 知識を覚える
- 知識を身体化する
という2つの側面があります。
1つめは短期間で詰め込んでなんとかならないこともないですが、2つめの身体化には相応の時間がかかります。
身体化をするためには音読やシャドーイングといった、いわゆるトレーニング的な学習が必須だからです。
これってスポーツと同じなんですよね。
サッカーだって、トップ選手になるためにはドリブルやシュートだけでなく、筋トレのような基礎トレーニングを地道にやる必要があるはずです。
- 今400点で1日1時間しか勉強できないけど、3か月で800点まで上げたい!
- 短時間だけ学習してサクッと成果を上げたい
とおっしゃる方は、このことをお伝えすると多くの方が辞めていきます。
英語学習が続かないのは「本当はやりたくないから」
Voicyパーソナリティの尾石晴さんが、1/22の放送で
- 勉強が続かない人は、本当は「続けたくない」と思っている
- 勉強が続かないのは、英語が自分の人生に必要じゃないから
- 満足した人生を送るためには英語が必要じゃないと思っている
とおっしゃっていました。
(🔗#1162 続くと続かないの間にあるもの より)
本当にその通り!!まさにその通りです!
学習が続かない人は英語が人生とつながっていません。
自分の人生と関係がないことのために時間を割くほど私たちは暇じゃないので、勉強が続かないのも自然なことだと思います。
できないならやらなくていい
やる気にならない
→自分にとって必要ではない
→やる必要がない
なので、やる気にならないならやらなくてもいいと思います。
メディアでは英語ができないと仕事がなくなる!などとあおられることもあり、なんとなく「やらなきゃ」という気持ちになりますが、必要になれば、絶対にやる気は湧きます。できます。大丈夫!
何が大事なのかは人それぞれです。
貴重な時間だからこそ、「世間一般に良いとされていること」ではなく、「自分にとって本当に大切なこと」に使いましょう😌