リスニング

【TOEICリスニング】パート3・パート4の解き方のコツ!設問の先読みでは「訳さない・覚えない」

今日はPart3,4の設問先読みのコツについてです。

TOEICリスニング パート3,パート4の特徴

パート3とパート4は

1つの会話を聞いて、3つの設問に答える

という点が共通しています。

この2つのパートの最大の違いは話者の人数です。
 
パート3は複数人(2~3人)での会話ですが、パート4の設問では話す人は1人だけ
 
設問の構成や内容は似ています。

パート3,パート4 王道の解き方

パート3、パート4の最大のポイントは

問題文が流れる前に3つの設問を読んでおく

限られた時間の中で3つの設問を素早く読むためには、どうしたらよいでしょうか?

コツは「訳さない・覚えない」

ポイントは

  • 設問の英文を綺麗に訳そうとしない
  • 内容を無理に覚えようとしない
この2点です。
 
こんな設問だったら…

Where do the speakers most likely work?

話してる人の職業を聞いてるな」程度の理解でOK!
 
それ以上綺麗な訳を作るのは時間の無駄です。
 
 
また、覚えようとしなくていいのは、どうせ覚えられないからです。
 
英語で
 
  • 設問を3つ読んで
  • それを記憶しながら
  • 問題文を聞き
  • 問いに答える

 

って大変な労力です。

 
この記事にも書いたように、TOEICは2時間の長丁場。

「覚えなくていい」と考える理由

とはいえ、私も以前覚えようと頑張っていたことがありました。
 
でも、どんなに頑張っても3つの設問すべてを覚えていることができなくて。
 
 
どうしよう…と思っていた時に、
 
設問文を先に読んでも、問題文を読んでいるうちに忘れてしまう
 
と書かれた記事に遭遇しました。
 
これを書いたのは大学受験国語の予備校講師の先生です。
 
 
衝撃を受けたと同時に、「ああ、覚えられなくて当たり前なんだ」と思いました。
 
受験国語のプロが日本語でできないことを、普通の人が英語でやろうなんて無理な話です。

 

それ以来、積極的に覚えようとするのをやめました。

「覚えよう」とするのをやめて正答率はどうなった?

正答率も変わりませんでした。
 
設問を読んで、
 
「なるほど、こういうことが聞かれるんだな」
 
と把握するだけで、頭に何らかの記憶は残っています。

 

最大のメリットは疲れ具合が全然違うこと!
 
リスニング終了時に余力が残るようになりました。
 
後半のリーディングのパフェーマンスを高めることにもつながるので、
 
  • リスニングが終わるとへとへとになってしまう
  • リスニングで力尽きてリーディングに集中できない
という方は試してみてくださいね。
 
(もちろん、まずは練習で!)